
10月 28, 2025 - 10月 29, 2025
製品名:レーザサーボコントローラ(Laser Lock Pro)
製品型式:LLP-100
santec LIS株式会社(本社 愛知県小牧市)は、santec波長可変レーザ(TSLシリーズ)の新しいアドオンモジュールとして、レーザロックプロ LLP-100(以下「本製品」といいます。)を開発しました。本製品は、レーザの発振周波数を安定化するためのレーザサーボコントローラで、弊社波長可変レーザ(TSLシリーズ)の発振周波数を、ユーザ所有の周波数基準器にロックさせることができます。本製品はTSLシリーズに最適化された設計となっていることから、複雑な調整をすることなく、弊社提供のGUIにより、容易にTSLの発信周波数を安定化できます。ガス吸収セル、Fabry Perot(FP)共振器など、さまざまな周波数基準器に対応しており、また、Pound-Drever-Hall (PDH)法、サイドフリンジロック法などの各種のフィードバック制御においてご使用いただけます。本製品とTSLの組み合わせは、量子応用実験において重要な共振器・原子分子の吸収への発振周波数安定化や、シリコンフォトニクスデバイス上の微小光共振器を利用した光周波数コム連続発振など、レーザの波長可変性と発振周波数安定性の両立が必要な最先端の研究に理想的な製品となります。