概要

CatEye型外部共振器SAFレーザ (CES)は、光学アンプやファイバアンプによる直接増幅に加え、周波数変換システムとの組み合わせにより、第2高調波発生や和周波・差周波混合にも対応します。近赤外域を中心に、高コヒーレンス光源を必要とする量子光学・精密分光・非線形光学実験に適しています。CESは、CatEyeフィルタ技術とバタフライパッケージの単一斜面ファセットダイオードを組み合わせた構成により、極めて狭い線幅(5 kHz)と非常に広い波長可変域を同時に実現しています。多くのモデルで内蔵ファラデーアイソレータとファイバ結合出力を備え、光フィードバックに強く、実験系への高い再現性と安定性を提供します。対応波長は約960 nm~1610 nm、さらに2 µm帯(~1970 nm)までカバーし、非線形変換による可視・中赤外光源への展開も容易です。フィルタ交換により広帯域対応が可能で、用途に応じた柔軟な構成が選択できます。狭線幅・高安定・ファイバ出力を重視する先端研究に最適な波長可変レーザです。
特徴
- CatEyeフィルタ設計による高い周波数安定性
- 高速ピエゾ・フィードバック対応
- 高精度な波長調整機構
- 高帯域の直接変調入力
- マイクロ波RF変調対応
- 対応波長範囲: 980~1610nm、1860~1970nm
- ダイオード保護回路および保護リレーを内蔵
- 音響ノイズに強く、受動的に高い安定性
- 狭線幅・高コヒーレンス出力
- 低周波数ノイズ
- 自己整合(セルフアライメント)設計
- 高いフィードバック帯域幅
- 専用デジタル・ダイオードレーザコントローラで駆動可能