CatEye構成では、従来の回折格子に代えて、自己アライメント性を備えたリフレクタと超狭帯域フィルタを採用しています。これにより、光学系の再調整を行うことなく、数十nm にわたる広い波長同調範囲を実現します。さらに、波長の角度依存性(角度波長感度)はリトロー構成と比較して約1桁低減されており、高い安定性と再現性を確保しています。
- CEL
CatEye型
外部共振器レーザ
- 低ノイズ特性を備えた狭線幅:100 kHz以下
- 630~1100nmの広い波長対応範囲
- 統合制御オプションを備えたコンパクト構成
- CatEye構造と低い波長角度感度により長期安定性を確保
- 高速フィードバック用途に対応する共振器内変調器オプション
概要
広帯域にわたる高安定・狭線幅可変レーザ
CELシリーズは、広い波長域にわたり高い安定性と狭線幅を両立したレーザ出力を提供し、精密分光、量子技術、先端フォトニクス研究に最適です。独自のCatEye共振器設計に基づき、CELレーザはDFB/DBR光源の高い堅牢性を備えながら、外部共振器型レーザの持つ広い可変性と柔軟性を維持しています。
再アライメント不要の高い安定性
超狭線幅特性
レーザコントローラと組み合わせることで、CatEye型外部共振器レーザ(CEL)はフリーランニング状態でも100kHzを大きく下回る線幅を実現します。これにより、高分解能分光やコヒーレンス特性が重要となるアプリケーションにおいて優れた性能を発揮します。
広い波長・出力レンジ
630nmから1620nmまでの広範な波長域に対応し、最大250mWの高出力を実現しています。多様な研究用途を幅広くカバーします。
コンパクトな統合制御オプション
CEX/CEFモデルでは、レーザーダイオードコントローラ(mLC)、光アイソレータ、および光ファイバ結合機構を一体化しています。これにより、USBまたはTCP/IP接続に対応したコンパクトなオールインワン型レーザーシステムを実現します。
アプリケーション
- 精密分光
- 量子光学および原子物理
- レーザー冷却・トラップ
- 非線形光学および周波数変換 (SHG、SFG、DFG)
- 半導体増幅器および光ファイバ増幅器のシード光源
システムインテグレーション
CatEye型外部共振器レーザ(CEL)は、高度なフォトニクスシステムへの円滑な組み込みを前提に設計されています。半導体増幅器や光ファイバ増幅器と組み合わせることで出力のスケーリングが可能です。また、第2高調波発生(SHG)や非線形波長変換(混合過程)を用いた周波数変換モジュールと併用することで、可視域および紫外域への波長展開にも対応します。