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  • QRF

4チャンネルRF
シンセサイザ

Qrf cropped

概要

4チャンネルRFシンセサイザ(QRF)は、コンピュータ制御DDSの柔軟性を備えた4チャンネル独立RFソースです。経済的なチャネル単価で、手作りアナログ回路に匹敵するコスト感を実現しつつ、高い信頼性と拡張性を提供します。周波数シフト、AM/FM/PM/PID変調、強度安定化、パルス生成など、AOM用途で求められる機能を幅広く搭載。パワーアンプ内蔵により、多くのAOMを外部RFアンプなしで直接駆動できます。全チャンネルは位相同期しており、IQ測定などの位相変調・復調実験を容易にします。各チャンネルに独立した変調入力を備え、TTLハードウェアスイッチングによる低ジッタ高速パルス生成が可能。内蔵ディスプレイとメニュー操作によるスタンドアロン運用に加え、EthernetまたはUSB経由で完全制御でき、Python/MATLAB/LabVIEW対応のソフトウェア環境も提供されます。量子光学実験における多ch RF制御を高密度・高効率で実現する実践的なRFプラットフォームです。

特徴

  • 高出力: 最大2 W x 4チャンネル
  • 広帯域周波数範囲: 10~200MHzを高精度制御
  • 各チャンネル独立のアナログ変調に対応
  • テーブルモードによるシーケンス制御および整形パルス生成
  • PID制御による光強度安定化およびドリフト補償
  • Ethernet/USBによるシンプルなリモート制御
  • 外部TTL入力による高速オン/オフ制御(< 40 ns)
  • 電源内蔵の完成パッケージ: 電源接続のみで即使用可能

高精度・広帯域の周波数制御

本製品は最大250MHzまでの出力周波数を生成可能で、0.12Hz刻みの高分解能ステップにより、安定かつ高精度な周波数チューニングを実現します。

一般的なDDS (Direct Digital Synthesis) 方式には、高周波領域において出力ゲインが低下するという本質的な制約があります。以下のプロットは、本製品の出力帯域全体における代表的な出力パワー特性を示しており、用途への適合性を評価する際の参考となります。より高い性能が求められる用途には、周波数帯域全体でよりフラットな応答特性と高出力を実現した上位モデルの利用をご検討ください。

高速TTL制御とパルス生成

本製品は高速RFスイッチを内蔵しており、TTL制御信号(赤)によって高速なRFパルス(青)を生成できます。入力から出力までの遅延はわずか40nsと極めて低く、高速制御が求められる実験系に適しています。