- PLM
周波数安定化
モジュール
- RF信号源、光検出器入力、ミキサー回路、フィルタを一体化した誤差信号生成モジュール
- 外部制御器との接続に適した専用誤差信号出力を搭載
- PDH法、変調伝達分光法 (MTS)、FM復調法など各種周波数安定化方式に対応
- 200kHz/3MHz/10MHz、およびフィルターレスから選択可能なローパスフィルタを搭載
- 復調位相を0.1°刻みで高精度に調整可能
- 最大+21dBm (50Ω終端時) の高出力により、低Vπ光変調器やレーザを直接駆動可能
- USBインターフェースによるデジタル制御に対応
- シンプルで直感的なGUIを提供
概要
周波数安定化モジュール(PLM)は、Pound-Drever-Hall (PDH) 法やFM復調法などの変調方式を用いたレーザ周波数安定化向けの誤差信号生成モジュールです。可変RF信号源、低ノイズ可変ゲイン回路、位相敏感復調回路、および選択可能なローパスフィルターをコンパクトな筐体に集約し、高性能かつ低ノイズな周波数安定化システムの構築に必要な機能を1台で提供します。
PLMはスタンドアローンで動作し、電気光学変調器やレーザーへの変調入力を直接駆動できます。そのため、リニアキャビティ型SHGシステムや基本波レーザの周波数安定化から、デジタルダイオードコントローラ(DDLC)と組み合わせたFM復調制御まで、幅広い実験・研究用途へ容易に組み込むことができます。
アプリケーション
- 光共振器のPDH周波数安定化
- 原子遷移の変調伝達分光 (MTS)
- 飽和吸収分光信号のFM復調
主な仕様
| 項目 | 仕様 | |
| RF周波数範囲 | 500kHz ~ 100MHz (10kHzステップ) | |
| 最大RF出力 | +21dBm (50Ω負荷時) | |
| 位相制御範囲 | 0° ~ 360°, 0.1°ステップ | |
| 光検出器入力ゲイン | –10dB ~ +20dB | |
| 誤差信号出力 | 最大 +10dBm (50Ω負荷時) | |
| ローパスフィルタ | 200kHz, 3MHz, 10MHz, フィルタなし | |
| インターフェース | USB-C (制御信号), SMA (RF出力, PD入力, 誤差信号出力) | |
| 外形寸法、質量 | 150 × 75 × 36.5mm (W×H×D), 722g |
システムインテグレーション
周波数安定化モジュール(PLM)は、レーザシステムとサーボ制御系を接続する誤差信号生成部として機能します。光学系から得られる検出信号を高精度に復調し、周波数制御に必要な誤差信号を生成することで、高性能なレーザ周波数安定化システムの構築を支援します。